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新規公開株(IPO)のメリットとデメリットとは?IPOについて解説します!


一般投資家が証券市場で取引をしているのは「上場企業」の株式です。逆に、上場企業でなければ、一般投資家から資金を集めることができません。

そこで、未上場企業が市場から資金調達を図るため、新たに証券市場に上場して発行する株式のことを「新規公開株(IPO、Initial Public Offering)」といいます。

なお、未上場企業が上場する理由には、既存の株主に対して利益を確定させる目的もあります。

そして、IPOは証券会社における抽選によって事前に購入することが可能になっています。

新規公開株(IPO)のメリットとは?

IPOのメリットとしては、上場前の公募価格が割と安めに設定されていることから、安く手に入れられるということが挙げられます。

それは、上場する企業が資金の調達を確実にするため、企業価値として妥当と思われる価格より安い価格に設定されているからです。

また、企業にとっても上場後の初値が公募価格を下回るとイメージダウンにつながることから、必ず売れる価格を付けています。

そのため、上場を果たすと、人気企業の場合は株価が公募価格から一気に跳ね上がることが多くあり、抽選で当たった投資家は多くの利益を得られます。

ちなみに、毎年80~90社がIPOを発行していますが、約8割のIPOが公募価格より初値の方が高くなっています。

新規公開株(IPO)のデメリット

IPOでは購入時から実際に上場するまでに、通常2週間程度のタイムラグがあります。

従って、その期間に当該企業や属する業種にとって悪いニュースが出ると公募価格より低い初値が付く可能性があります。

IPOなら何でも儲かると思ってむやみに応募すると、損失を招くこともあります。

IPOの購入までの流れ

当然、募集する証券会社に口座がなければ申し込めません。また、購入希望の申込段階で購入代金を証券口座に預託しなければなりません。
①新規上場申込企業の上場が認められます。
②新規上場企業の株価(〇〇万円~〇〇万円)の仮条件が決定します。
③証券会社に対して、『〇〇万円で、△△株申し込みます』と申告して抽選に応募します。これをブックビルディングと言います(人気企業の場合は上限価格で申し込んだ方が無難です)。
④ブックビルディングで最も多かった価格が公募価格に決定します。
⑤抽選によって当選者が決まります(抽選方法は証券会社によって異なります)。当選・落選結果は証券会社のWEBサイトなどで確認できます。
⑥当選者がIPOを購入できます。当選した場合は購入か辞退を選択しますが、期間内に購入しなかった場合は自動的に辞退とされます。なお、申告時に納入した預託金は抽選に外れた場合、及び辞退した場合は返金されます。

IPOに当選する確率を高めるためには、証券会社との取引を多くするというのが当たり前の確実な方法です。

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